ネイティブのような発音ができなくても伝わればいい!
そう考えている方も多いと思いますが、
ある程度きちんと発音ができないと、ネイティブには伝わりません。
たとえばhat、hot、hut。
あなたはこれらをきちんと言い分けることができますか?

日本語で表すとすべてハット?
hat、hot、hutは日本語にするとどれも「ハット」でしょう。
hotも日本語では慣例的には「ホット」と表しますが、
実際の発音は「ハット」に近いです。
もちろん英語における発音は同じではありません。
hat(hæt)/帽子
hot(hɑ́t)/暑い、熱い、辛い
hut(hʌ́t)/小屋
意味が全く違うので、文脈から伝わるかもしれませんが、
英語ができると胸を張って言うために、
単語のみで伝えられるようになりましょう。
hat、hot、hutの発音方法
hat(hæt)、hot(hɑ́t)、hut(hʌ́t)の発音記号を見れば
わかるように、hとtは共通なので、
真ん中の母音が言い分けられればいいことになります。
(æ)(a)(ʌ)の違いは下記になります。
(æ)口を横に広げてエ、アという。
(a)は下顎をしっかり下げてアという。
(ʌ)は口をあまり開けずに脱力し、喉の方で鋭くアという。
カタカタで表すと、全てハットでしたが、
(æ)は、ヘェァトになります。
ネイティブが早口で言う場合はこう聞こえませんが、
強調しているときはこう言っており、発音する際にはこれで大丈夫です。
(a)と(ʌ)の違いは難しいですが、
(a)はしっかりと発音し、
(ʌ)は力を抜いて、喉の方で促音のように発音します。
それぞれの発音の違いはこちらの記事で詳しく紹介しています。
・【英語発音のコツ】wonder(ʌ)とwander(ɑ)の違い
・【英語発音のコツ】母音(æ)をマスターする簡単な方法
SiriやGoogleアシスタントに話しかけてみよう。
SiriやGoogleアシスタントを英語の設定にして、以下のように話しかけてみましょう。
あなたの発音が正しければ、きちんと聞き取ってくれます。
What does hat(hot,hut) mean?
きちんと伝われば、それぞれの意味を教えてくれる画面になります。
正しい発音ができるようになるまで、何度も練習しましょう!
効率よく英語を学びたい方必見のプログラム!



